いつもご愛読ありがとうございます!この間
患者様に「このブログ、毎回読んでるよ!」と
お声掛け頂きました。今の時代、ワンクリッ
クで何でも検索出来てしまう中でこのように
言って頂きまして正直胸が一杯になりました
(≧∀≦)今後も引き続き、症状に関しましてわか
りやすく解説していきますので宜しくお願い
致します!
さて本日は「シンスプリント」についてお話
しをしていきます。
シンスプリントとは、繰り返しのランニング
やジャンプを過度に行ったオーバーユース症状
の1つで、過度の運動量、運動内容、運動時間
、硬い地面、ソールが薄く硬いシューズ、下肢
の形態異常、下腿三頭筋の柔軟性の低下、股
関節、膝関節、足関節の柔軟性低下、足関節
の可動制限などが発生の誘因になります。
病態は下腿内側筋群の疲労による柔軟性低下
、特にヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋付着物
が脛骨の表面を覆う骨膜を牽引して骨膜炎を
きたし、下腿内側に痛みを発生させます。
ランナーの発生頻度が高く、その20〜50%に
発生するといわれています。症状としては、
下腿内側部の圧痛、運動痛、腫脹が主症状
でつま先立ちで痛みが増強されます。
治療としては、腫脹があればアイシング、痛み
の強い急性期は運動の中止。局所の安静時期
からでも下肢の荷重運動を避けて、股関節、
足関節、アキレス腱を中心とした下肢のスト
レッチングを行います。もちろん、電気治療、
針治療も効果は高いです。そして、自発痛や
荷重時痛が消失したら、足趾でのタオルギャ
ザー、足関節のチューブトレーニングを行い
ます。トレーニング・運動療法などは状態を
見て行い、再発防止の意味も含めて行います
。疑問に思う事があればいつでもお問い合わ
せ下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。