胸郭出口症候群①

おはようございます!RiseBodyの柴崎です。

今回は胸郭出口症候群についてお話しさせて

いただきます。胸郭出口症候群とは、肩周囲

、上腕の運動や感覚に深く関わる神経・動脈

が障害を受け手の動かしにくさなどを自覚す

るようになる症状です。場合によっては肩こり

として自覚されることもあります。

胸郭出口症候群はなで肩の女性に多くみられ

ますが、筋肉を鍛えた男性に発症されるケー

スもあります。頚部には食道や気管、血管や

神経、筋肉など多くの組織が密集していて、

上肢をつかさどる神経や血管は胸郭出口と

呼ばれる部分を通って、頚部から目的地で

ある腕に向かって走行しています。

胸郭出口を通過する重要な神経として腕神経

叢があります。また、主要血管として鎖骨下

動静脈があります。これからが障害されると

痛みや痺れ感、腕が上がらなくなったりと

日常生活に弊害をきたします。

治療としては、姿勢の悪さが胸郭出口症候群

を誘発することがあるため良好な姿勢を保つ

べく骨格矯正をしたり、姿勢維持のための

体幹トレーニングを提案したり致します。

日常生活の指導としは、重いものを持ち上げ

る事も要因であるため可能な限り重いものを

持たないようにも指導します。さらに、睡眠

不足やストレスとの関係性も指摘されており

規則正しい生活スタイルを確立することや

胸、肩周囲の筋肉のストレッチも有効になり

ます。もしかしたらと思い当たることがあり

ましたらいつでもご相談下さい。

最後までお読みいただきましてありがとうご

ざいました!

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