いつもご愛読ありがとうございます!
今回は「テニス肘」という疾患にスポットを
当ててお話ししていきます。
テニス肘とはテニスのストロークを繰り返し
行った事で肘に痛みが出る症状で、バックハ
ンドストロークで肘の外側を痛めるバックハ
ンドテニス肘とフォアハンドストロークで肘
の内側を痛めるフォアハンドテニス肘があり
ます。
どちらもボールがラケットに当たる時の衝撃
が手首を動かす筋肉の肘への付着部に繰り返
し加わることによって微小断裂や損傷を来た
し発生するものと考えられます。
前者では手首を背屈する筋肉が付いている上
腕骨外側上顆(肘の外側の隆起部)に、後者では
手首を掌屈する筋肉が付いている上腕骨内側
上顆に発生するため、それぞれ上腕骨外側上
顆炎、上腕骨内側上顆炎といわれています。
ちなみにバックハンドテニス肘(上腕骨外側上
顆炎)の発生頻度については若年層で少なく30
代後半から50代に多いとのデータもあります
。セルフケアとしては前腕や指のストレッチ、
運動後、過度に使った後の局所のアイシング
などがあります。
当院の治療としては、鍼治療、ラジオ波、
グラストンテクニックがあります。
肘の痛みが気になりましたら是非お問い合わ
せ下さい!
最後までお読みいただきましてありがとうご
ざいました。